正極材NMC焼成時の相変化挙動の確認

正極材NMC焼成時の相変化挙動の確認

試料を昇温させながらXRDを測定することで、固相法で正極材を焼成する過程を詳細に調べることができますLi(Ni,Co,Mn)O2(NCM)の原材料粉末を混合し、昇温したところ1000℃で目的の結晶相由来のピークが観測され、室温に戻しても分解していないことが分かりました。

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図. 各温度におけるXRDプロファイル

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